ダイナースクラブが24の新サービスを導入|年会費改定と注目特典を整理する
2026年4月からの年会費改定
ダイナースクラブは2026年4月1日から年会費を改定する。
| カード | 現行年会費(税込) | 新年会費(税込) |
|---|---|---|
| ダイナースクラブカード | 24,200円 | 29,700円 |
| ダイナースクラブ プレミアムカード | 143,000円 | 165,000円 |
ダイナースクラブカードは5,500円の値上げ、プレミアムカードは22,000円の値上げとなる。年会費の改定は既存会員にも適用され、次回更新時から新年会費が反映される。
24の新サービスの概要
年会費改定と引き換えに、24の新サービス・特典が導入される。すべてを列挙すると煩雑になるため、特に注目度の高いサービスに絞って整理する。
My Taste レストラン20%キャッシュバック
ダイナースクラブカードで最も注目すべき新特典がこれだ。「My Taste」と呼ばれるレストラン特典で、対象レストランでの利用額の20%がキャッシュバックされる。
- 上限:年間20,000円(税込)
- 対象:My Taste提携レストラン
- 適用条件:ダイナースクラブカードで決済
年間20,000円のキャッシュバック上限は、10万円分の食事で上限に達する計算。年会費29,700円のうち20,000円をグルメ特典で回収できるとすれば、実質年会費は9,700円という見方もできる。
エグゼクティブダイニングの海外拡大
従来から提供されていた「エグゼクティブダイニング」(対象レストランで所定のコースを2名以上で利用すると1名分無料)が、海外レストランにも拡大される。
プレミアムカード会員向けの特典だが、海外出張や旅行が多い場合には年会費の差額を十分に回収できる可能性がある。
Regusビジネスラウンジの無料利用
リモートワーク需要を意識した新特典として、Regus(リージャス)のビジネスラウンジが無料で利用可能になる。Regusは世界120カ国以上に拠点を持つコワーキングスペースの大手で、国内にも主要都市に拠点がある。
利用回数や条件の詳細は4月以降の公式発表を待つ必要があるが、外出先での作業環境を確保したいビジネスパーソンにとっては実用的な特典だ。
その他の主な新サービス
- ダイナースクラブ リワードポイント制度の改善:ポイント有効期限なし(従来通り維持)に加え、交換レートの一部改善
- 国内空港ラウンジの同伴者無料:従来は本会員のみだったが、同伴者1名まで無料に
- トラベルデスクの24時間対応:海外旅行中の緊急サポート体制を強化
年会費改定は妥当か
年会費29,700円に対して、My Tasteの20%CB(最大20,000円)だけで約67%をカバーできる計算だ。さらにRegusラウンジや空港ラウンジ同伴者無料を加えると、グルメとトラベルを活用する層にとっては年会費以上の価値を引き出せる設計になっている。
一方、これらの特典を使わない場合は純粋に5,500円の値上げとなる。ダイナースクラブは特典を積極的に活用してこそ年会費の元が取れるカードであり、その性格がさらに強まった形だ。
まとめ
ダイナースクラブの24新サービス導入は、年会費の値上げを伴うものの、グルメ・トラベル・ビジネス特典を中心に実用性の高い内容が揃っている。特にMy Taste 20%CBは年間最大20,000円と具体的な金額が見えるため、年会費の判断基準にしやすい。4月1日以降、各特典の詳細条件が公式サイトで公開されるはずなので、既存会員は更新前に確認しておきたい。