Ankerのクランプ式電源タップが来る|デスク裏に隠れる10ポートの新発想
クランプ式電源タップという発想
デスク周りの電源タップ問題は、デスク環境を整えようとすると必ずぶつかる壁だ。タップをデスク上に置けばケーブルが見えて雑然とし、床置きにすればケーブルの取り回しが増える。
CES 2026でAnkerが発表したNano Power Strip(10-in-1 / 70W / Clamp)は、電源タップをクランプでデスク天板に固定する構造を採用した。上半分が天板の上、下半分が天板の裏に収まる設計で、AC口とUSBポートが上下に分散して配置されている。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C×2 / USB-A×2 / AC×6(計10口) |
| USB-C出力 | 最大70W(各ポート) |
| サージ保護 | 1,500J |
| 設置方式 | クランプ式(回転ノブで天板厚に調整可能) |
| カラー | ブラック / ホワイト |
| 発売予定 | 2026年4月中旬(米国) |
| 参考価格 | $69.99(日本展開・日本価格は未発表) |
USB-Cは2口とも最大70W出力に対応。MacBook Airなら十分な出力で、MacBook Proでも充電自体は可能だが、高負荷時は充電速度が追いつかない場面が出る可能性がある。
クランプ式の何が面白いのか
従来の電源タップはデスク上に置くか床に置くかの二択だった。クランプ式は、デスク天板そのものを収納場所に変えるという発想で、本体の下半分がデスク裏に隠れる。AC口はケーブルを挿した状態でも天板上はすっきりした見た目になる。
ただし、天板の厚みや形状によっては対応できないケースもあり得る。スチール製天板や曲面形状の天板への対応は現時点で詳細が公開されていないため、購入前にデスクの仕様を確認しておく必要がある。
デスク環境への組み込みを考える
MacBook Pro、外部モニター、キーボード、USBオーディオインターフェース、充電器——デスクに機器が増えると電源口が足りなくなり、延長タップを追加して配線が増える悪循環に入りやすい。
AC6口あれば各機器に個別の電源を確保でき、USB-C 70Wで充電も賄える。クランプ固定で天板上の見た目も改善される。1,500Jのサージ保護も、高単価な機器を複数台繋ぐ環境では外せない要件だ。
価格と購入タイミング
米国価格$69.99から推定すると、日本展開時は1万円前後が想定ライン。円安環境では1.1万〜1.2万円帯になる可能性もある。Ankerの製品はAmazonセールで値下がりすることが多いため、発売直後より少し待つ判断もあり得る。
日本展開の発表はまだないが、Anker Japanの公式Xアカウントで新製品情報をキャッチできる。Amazonで「Anker Nano Power Strip」の商品登録が出たら入荷通知をオンにしておくのが確実だ。