Anker USB急速充電器 70W ピカチュウモデルが発売|通常版+2,000円の中身をケーブル込みで整理した
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Ankerのポケモンデザイン製品の新ラインアップとして、「Anker USB急速充電器 70W ピカチュウモデル」(B121AN71)が2026年7月に発売された。価格は7,990円(税込)。ピカチュウのシルエットをあしらったイエローの筐体に加え、パッケージや同梱物までポケモンデザインで統一されたセットになっている。
中身は2025年8月発売の「Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)」がベースで、サイズ・重さ・出力仕様は同一。単ポート最大70W出力に対応し、スマホからMacBook Airまでカバーする3ポート構成だ。価格は通常版より2,000円高いが、ピカチュウモデルにはUSB-C & USB-Cケーブル(1.5m・ブラック)が同梱される。デザイン料と割り切る前に、この差分を数字で整理しておきたい。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Anker USB急速充電器 70W ピカチュウモデル |
| 型番 | B121AN71(イエロー) |
| 価格 | 7,990円(税込) |
| ポート | USB-C×2+USB-A×1 |
| 単ポート最大出力 | USB-C1/C2:70W(20V⎓3.5A)、USB-A:33W |
| 合計最大出力 | 67.5W(複数ポート使用時) |
| サイズ | 約53×43×32mm |
| 重さ | 約120g |
| プラグ | 折りたたみ式 |
| 安全機能 | ActiveShield 4.0(温度の常時計測・制御) |
| 同梱物 | USB-C & USB-Cケーブル(1.5m・ブラック)、取扱説明書 |
| 発売月 | 2026年7月 |
複数枚のGaN搭載ICチップで電力変換効率を高め、一般的な67W出力充電器と比較して約55%の小型化を実現したと公式は説明している。重心位置の調整とプラグ部の摩擦を上げる構造で、コンセントから抜け落ちづらい設計になっている点も通常版から引き継いでいる。
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ポート構成と出力の割り振り
単ポート使用時はUSB-C1・C2ともに最大70W。MacBook Air(67W以下クラスのノートPC)なら1本で急速充電できる。USB-Aも最大33Wと高めで、旧世代の急速充電規格を使うデバイスにも対応しやすい。
複数ポート使用時の割り振りは以下の通り。
| 使用パターン | 出力の割り振り |
|---|---|
| USB-C×2 | 45W+22.5W または 60W+5W |
| USB-C+USB-A | 45W+22.5W または 60W+5W |
| 3ポート同時 | 45W+7.5W+7.5W |
3ポート同時ではメインのUSB-Cが45Wまで下がるため、ノートPCを急いで充電したい場面では単ポート運用が前提になる。公式も65W以上の高出力PCを充電する際はUSB-Cポート単独での利用を推奨している。

通常版Nano Charger (70W) との差分
スペック上の中身は通常版と同一なので、比較は「価格差2,000円で何が変わるか」に絞れる。
| 項目 | ピカチュウモデル | Nano Charger (70W, 3 Ports) |
|---|---|---|
| 価格 | 7,990円 | 5,990円 |
| カラー | イエロー(1色) | ブラック/ホワイト/ブルー/ピンク |
| デザイン | ピカチュウのシルエット入り、パッケージ・同梱物もポケモン仕様 | 通常デザイン |
| ケーブル | USB-C & USB-Cケーブル(1.5m)同梱 | 同梱なし |
| 出力・サイズ・重さ | 同一 | 同一 |
| 発売月 | 2026年7月 | 2025年8月 |
注目したいのはケーブルの扱いだ。Anker純正のUSB-C & USB-Cケーブルは単品で2,000円前後の価格帯にあり、同梱ケーブル分を差し引くと、ピカチュウデザインへの上乗せは実質ほぼゼロに近い計算になる。ケーブルをどうせ買い足す予定があった人にとっては、デザイン差だけで通常版と並ぶ構図だ。逆にケーブルが余っている環境なら、2,000円は純粋にデザイン料となる。
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エンジニア視点で見るとどう使えるか
70Wという数字は、MacBook Air+iPhone+イヤホンという典型的な持ち出し構成にちょうど収まる。宿泊先ではノートPCを単ポート70Wで急速充電し、就寝時に3ポート同時でスマホ・ウォッチ・イヤホンをまとめて充電する、という切り替え運用が現実的だ。約120g・折りたたみプラグでポーチに収まりやすく、据え置きではなく持ち出し用の1台として設計されていると読み取れる。
今回のポケモンデザイン製品にはトラベルアダプタ ピカチュウモデル(5,990円)も同時に展開されており、海外出張・旅行装備をまとめて揃える選択肢もある。変換プラグ選びの基準はAnker Nano トラベルアダプタの記事で整理しているので、併せて参考にしてほしい。
気になる点
第一に、合計最大出力が67.5Wである点。3ポート同時ではUSB-C1が45Wまで下がるため、「ノートPCを急速充電しながら他2台も速く充電」という使い方はできない。この価格帯で全部盛りを求めるなら、より高出力の多ポートモデルが選択肢になる。
第二に、カラーはイエロー1色で、同梱ケーブルはブラックという組み合わせ。本体とケーブルの色を揃えたい場合は選択肢がない。
第三に、入手性。公式オンラインストアでは在庫わずかの表示が出ており(2026年7月24日時点)、コラボ製品の性質上、通常版のような継続供給が保証されているわけではない。確保するなら早めの判断が必要になる。
まとめ
Anker USB急速充電器 70W ピカチュウモデルは、実績のあるNano Charger (70W, 3 Ports)をベースに、ピカチュウデザインとUSB-C & USB-Cケーブル1.5mを加えて7,990円に載せ替えた1台だ。ケーブル同梱分を考慮すると価格差2,000円の大半は回収でき、デザインに価値を感じるなら割高感は小さい。純粋に充電性能だけが目的なら5,990円の通常版が合理的で、この2択は「ケーブルの要否」と「デザインへの愛着」で素直に決められる。
編集者:ナナ
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