Nothing Phone (4a)シリーズが日本上陸|Glyphバーと79,800円のアルミPro、どちらを選ぶか整理した
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Nothingがついに日本に本格参入した
イギリスのテクノロジーブランドNothingから、Phone (4a)シリーズが日本上陸した。Phone (4a) Proは4月22日に発売済み、Phone (4a)は5月8日発売予定。どちらもFeliCa(おサイフケータイ)搭載で、日本市場に正面から向き合ったモデルだ。
Nothingの特徴は「光るスマホ」。背面のLED(Glyphインターフェース)が通知や着信を光のパターンで知らせる。見た目のインパクトだけでなく、画面を見なくても情報が得られるという実用性もある。
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Phone (4a) Proと(4a)のスペック比較
| 項目 | Phone (4a) Pro | Phone (4a) |
|---|---|---|
| 価格 | 79,800円 | 58,800円(128GB)/ 64,800円(256GB) |
| 発売日 | 4月22日 | 5月8日 |
| SoC | Snapdragon 7 Gen 4 | Snapdragon 7s Gen 4 |
| メモリ | 12GB(LPDDR5X) | 8GB(LPDDR5X) |
| ストレージ | 256GB(UFS 3.1) | 128GB / 256GB |
| ディスプレイ | 6.83型 AMOLED 144Hz | 6.78型 AMOLED 120Hz |
| 最大輝度 | 5,000nit | 4,500nit |
| メインカメラ | 50MP(Sony LYT-700C・OIS) | 50MP(OIS) |
| 望遠 | 50MP ペリスコープ(3.5倍光学) | 50MP ペリスコープ(3.5倍光学) |
| 超広角 | 8MP | 8MP |
| インカメラ | 32MP | 32MP |
| バッテリー | 5,080mAh | 5,080mAh |
| 充電速度 | 50W有線 / 15Wワイヤレス | 50W有線 |
| 防水防塵 | IP65 | IP64 |
| Glyph | Glyphマトリックス(163 LED) | Glyphバー |
| 素材 | アルミユニボディ(7.95mm) | シースルーパネル |
| FeliCa | 対応 | 対応 |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| OS | Android 16(Nothing OS 4.1) | Android 16(Nothing OS 4.1) |
Proのアルミユニボディが印象を変えた
Phone (4a) Proの最大の特徴は、Nothingのお家芸だったシースルーデザインからの路線変更だ。航空機グレードのアルミユニボディを採用し、厚さ7.95mmを実現。カメラ周辺にのみ透明パネルを残し、163個のLEDによる「Glyphマトリックス」を配置した。
無印の(4a)は従来のシースルーデザインを継承し、背面全体が透ける構造に「Glyphバー」を搭載。Nothingらしさを求めるなら無印、プレミアム感を求めるならProという棲み分けだ。
カメラ:ペリスコープ望遠が両モデルに
注目は、58,800円の無印モデルにもペリスコープ望遠カメラが搭載された点。3.5倍光学ズーム対応のペリスコープ望遠は、通常8万円以上のモデルに載る機能だ。Pixel 10a(79,900円)にはペリスコープ望遠がないことを考えると、カメラ性能のコスパではNothing Phone (4a)が上回る。
ProはメインカメラにソニーのフラッグシップセンサーLYT-700Cを搭載し、デジタルズームは最大140倍。暗所撮影の描写力でProが有利だが、日中の通常撮影では大きな差は出にくい。
FeliCa搭載で日常使いのハードルが消えた
海外メーカーのスマホが日本で敬遠される最大の理由がFeliCa(おサイフケータイ)非対応だった。Nothing Phone (4a)シリーズは両モデルともFeliCaを搭載し、モバイルSuicaやiD、楽天Edyがそのまま使える。
eSIMにも対応しているため、SIMカードの差し替えなしで乗り換えや副回線追加が可能。楽天モバイルが国内キャリアとして取り扱いを行っている。
競合との比較
| 項目 | Nothing Phone (4a) | Pixel 10a | OPPO Find N6 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 58,800円 | 79,900円 | 318,000円 |
| SoC | Snapdragon 7s Gen 4 | Tensor G4 | Snapdragon 8 Elite |
| ディスプレイ | 6.78型 120Hz | 6.3型 120Hz | 8.0型(展開時)120Hz |
| 望遠カメラ | 3.5倍ペリスコープ | なし | 3倍ペリスコープ |
| FeliCa | ○ | ○ | ○ |
| 防水 | IP64 | IP68 | IPX8 |
| 特徴 | Glyphバー / シースルー | AI機能 / 7年アップデート | 折りたたみ |
Pixel 10aとの比較では、2万円安いNothing (4a)のほうがカメラの望遠性能で勝り、防水性能とアップデート保証期間でPixelが勝る。Pixel 10aはAI機能(Gemini統合、消しゴムマジック等)が強力で、カメラのAI処理にも定評がある。Nothing Phone (4a)はGlyphインターフェースという唯一無二の個性が武器。
OPPO Find N6は折りたたみという別カテゴリで318,000円。価格帯が全く違うが、「個性的なAndroidスマホ」という括りでは競合する。
Proを選ぶか、無印を選ぶか
Proを選ぶ理由:アルミユニボディの質感と7.95mmの薄さ、144Hz・5,000nitの明るいディスプレイ、12GBメモリによる余裕のある動作、ワイヤレス充電対応、Glyphマトリックスの表現力。2万円の差で得られる体験の違いは大きい。
無印を選ぶ理由:58,800円でペリスコープ望遠カメラが手に入るコスパ、Nothingの原点であるシースルーデザイン。「光るスマホ」のワクワク感は無印のGlyphバーのほうが全面に出る。ピンク・ブラック・ホワイトのカラー展開も魅力的。
気になるポイント
ProはAmazon未掲載。現時点ではPhone (4a) ProはAmazonでの取り扱いがない。購入はNothing公式サイトまたは楽天モバイルが主要チャネル。一方、Phone (4a)はAmazonで日本正規代理店品が購入可能(5月8日発売)。
防水性能がやや控えめ。Phone (4a)はIP64、ProはIP65で、Pixel 10aのIP68やiPhoneシリーズと比べると一段低い。水没には注意が必要。
キャリア対応。楽天モバイルが正式に取り扱っているが、ドコモ・au・ソフトバンクの正式取り扱いはない。バンド対応は各キャリアの主要バンドをカバーしているが、VoLTE対応やキャリア固有の機能(たとえば+メッセージ)の動作は自己責任になる可能性がある。
まとめ
Nothing Phone (4a)シリーズは「個性的なスマホが欲しいけど実用性も妥協したくない」人に向けた1台。FeliCa搭載で日常の決済に困らず、ペリスコープ望遠で写真も撮れる。Glyphインターフェースという他にはない体験が58,800円から手に入る。
Proの79,800円はアルミボディと高輝度ディスプレイ、ワイヤレス充電の上乗せ。iPhoneとは違う選択肢を探しているAndroidユーザーにとって、有力な候補だ。折りたたみiPhoneが9月に出るまで待てない人は、今この個性に飛び込んでもいいかもしれない。
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