エレコムACDC-PD132140BKは出力を数字で見せる140W充電器|Type-C×3・USB-A×1の同時接続時の配分を公式仕様で整理した
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エレコムは2026年10月28日、各ポートの出力を画面に表示する「USB Power Delivery 140W 電力ディスプレイAC充電器(C×3+A×1)」ACDC-PD132140BKを発表した。ニュースリリースでは発売は10月下旬、店頭実勢価格は税込12,980円と案内されている。
Type-Cが3ポート、USB-Aが1ポートの計4ポートで、Type-C1とC2は単独接続時に最大140Wを出力する。特徴は、ポートごとの現在出力を棒グラフと数値で見せる表示部と、温度による出力制限を色で知らせる表示リングにある。複数台をつなぐと出力が配分される充電器で、配分の結果が見える点が差分になる。
基本スペック
| 項目 | ACDC-PD132140BK |
|---|---|
| ポート | USB Type-C×3、USB-A×1 |
| 最大出力(単独) | C1・C2:140W/C3:40W/USB-A:12W |
| 対応規格 | USB PD EPR・EPR AVS・PPS |
| 採用技術 | GaN II Plus、サーマルプロテクション |
| 外形寸法 | 幅約70×奥行約37×高さ約70mm |
| 重量 | 約280g |
| プラグ | 90度スイング構造 |
| 入力 | AC100〜240V、50/60Hz、定格3A |
| 使用温度 | 0〜25℃ |
| ケーブル | 同梱なし |
| 保証 | 1年 |
| 価格 | 店頭実勢 税込12,980円(税抜11,800円)/商品ページの標準価格 税込19,965円 |
| 発売 | ニュースリリースは2026年10月下旬、商品ページは「近日発売」 |
国内専用で、PSE(特定電気用品)の表示がある。価格はニュースリリースの店頭実勢と、商品ページの標準価格で差があるため、購入時は販売店の表示価格の確認が必要になる。
同時接続時の出力配分
140Wは単独接続時の最大値で、複数ポートを使うと配分が変わる。公式仕様の主な組み合わせは次のとおり。
| 接続ポート | 合計最大 | 各ポートの最大 |
|---|---|---|
| C1のみ/C2のみ | 140W | 140W |
| C1+C2 | 140W | 各70W |
| C1+C3 | 140W | C1 100W/C3 40W |
| C1+USB-A | 112W | C1 100W/A 12W |
| C1+C2+C3 | 140W | C1 65W/C2 45W/C3 30W |
| C1+C2+USB-A | 122W | C1 65W/C2 45W/A 12W |
| C1+C2+C3+USB-A | 134W | C1 65W/C2 45W/C3 12W/A 12W |
読み取れるのは3点である。1つ目は、ノートPCを2台同時に充電すると各70Wまで下がる点。2つ目は、C1を100W、C3を40Wとする組み合わせが最大の2台構成で、140Wを1台に回せるのは単独時だけという点。3つ目は、USB-Aを足すとC3側が12Wまで落ちる組み合わせがある点で、4ポートすべてを使う場合の合計は134Wとなる。
3ポートを使うときのC1 65W/C2 45W/C3 30Wという配分は、65W級のノートPC、45W級のノートPCやタブレット、30W級のスマートフォンやゲーム機に当てはめると収まりがよい。出力の上限を前提に、ポートの割り当てを決める運用になる。
電力ディスプレイと温度制御
表示部は各ポートの出力をバーと数値で示し、画面を囲むリングは通常は緑、温度による出力制限がかかると橙に変わる。1W未満の出力は「0W」と表示される場合があるが、充電自体は継続すると記載されている。
使用温度は0〜25℃とされており、上限は25℃である。直射日光の当たる窓際や、機器が密集して熱がこもる場所に置く場合は、橙表示になる条件を意識した設置が必要になる。サーマルプロテクションが働くと出力が落ちるため、表示リングは異常の通知というより、出力制限中であることの確認手段と整理できる。
140Wを使うための条件
C1・C2の最大140Wは、AVS(28V)での出力値として仕様表に記載されている。140W級の受電に対応するノートPCは一部の機種に限られ、受電側がUSB PD EPRに対応していることが前提になる。PPSの上限はC1・C2が100W、C3が40Wである。
充電ケーブルは同梱されない。大電力で使う場合は、対応するケーブルを別に用意する必要がある。ケーブルの規格の見分け方はUSB-Cケーブルの選び方で整理している。
他の据え置き型との位置づけ
出力の目安ごとの違いは充電器の選び方で4タイプに整理している。ポートを増やした据え置き型としては、合計240Wで4台同時給電を掲げるバッファロー BSACPD24005C4BKがある。ACDC-PD132140BKは合計140Wの範囲で、配分を画面で確認できる点が違いになる。
| 観点 | ACDC-PD132140BK | 合計出力の大きい据え置き型 |
|---|---|---|
| 合計出力 | 最大140W | 200W超の製品もある |
| 配分の確認 | 本体の表示部で確認 | 製品により異なる |
| サイズ・重量 | 約70×37×70mm・約280g | 製品により異なる |
| 想定する使い方 | ノートPC1〜2台+小型機器 | ノートPC複数台の同時給電 |
気になる点
- 同時接続時は出力が配分され、ノートPC2台では各70Wまで下がる
- 使用温度が0〜25℃と記載されており、設置場所の温度に条件がある
- 充電ケーブルが付属せず、別途用意が必要
- 国内専用で、海外では使えない
- ニュースリリースの発売時期(10月下旬)と商品ページの表記(近日発売)、店頭実勢と標準価格に差がある
まとめ
ACDC-PD132140BKは、140Wを最大とする4ポート充電器で、ポート別の出力と温度制限を本体で確認できる点が特徴である。単独なら140W、2台なら配分は70W×2または100W+40W、3台なら65W・45W・30Wという出力の見取り図が公式に示されている。
接続する機器の合計と受電側の条件を先に確認すれば、導入後の出力不足は避けやすい。購入前には、発売日と価格が販売店の表示で確定しているかを確認したい。
出典:エレコム ニュースリリース(2026年10月28日)、商品ページ ACDC-PD132140BK
編集者:ナナ
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