UGREEN Nexode Pro 100W 5ポート充電器はデスクの充電を「見える化」する最適解か検討した
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「今なんW出てるか」が見える充電器
デスク上の充電環境を整理していくと、最終的にたどり着く悩みがある。「このポート、本当に急速充電されてるのか?」という不安だ。ケーブルを挿してもランプが点くだけ、何Wで充電されているかはわからない。デバイスが増えるほど、電力の奪い合いが起きていないかも見えない。UGREENのNexode Pro 100W 5ポートモデルは、その不安にスマートディスプレイという回答を出してきた。5台同時充電×リアルタイム表示で8,980円。スペックと使いどころを整理しながら、デスクに置く価値があるかを検討した。
Nexode Pro 100W 5ポートのスペックを整理する
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 4 + USB-A × 1(計5ポート) |
| 最大出力 | 100W(単ポート使用時、C1/C2/C3) |
| C4ポート | 最大30W |
| USB-Aポート | 最大22.5W |
| 対応規格 | PD3.0 / PPS / QC4+ / SCP |
| ディスプレイ | スマートTFTディスプレイ(タッチ操作対応) |
| 表示モード | 合計出力 / ポート個別出力 / 充電プロトコル / 本体内部温度(4モード切替) |
| 画面回転 | 90度単位で回転調整可能 |
| サイズ | 75 × 75 × 34mm |
| 重量 | 315g |
| プラグ | 折りたたみ式 |
| 安全機能 | UGREEN Thermal Guard(リアルタイム温度監視+電流制御) |
| 価格 | 8,980円(税込) |
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ディスプレイが解決する「見えない不安」
この充電器の最大の特徴は、前面に搭載されたスマートTFTディスプレイである。表示モードは4つ。タッチ操作で切り替えられる。
1つ目は合計出力モード。全ポートの総出力をリアルタイムでW数表示する。2つ目はポート個別モード。C1〜C4とUSB-Aそれぞれが何W出ているかを個別に確認できる。3つ目はプロトコル表示モード。各ポートがPDで接続しているのかQCなのかPPSなのか、認識中の充電規格が見える。4つ目は温度モード。本体内部の温度をリアルタイムで表示する。
実用的に刺さるのは2つ目と3つ目だ。MacBookをC1に挿して「65W出てるな」と確認し、隣のiPhoneが「PD 20W」で充電されているのを見て、残りのポートにiPadを挿したときに電力配分がどう変わるかを即座に把握できる。これまで「たぶん急速充電されてるはず」と信じるしかなかった情報が、数値として見える。
画面は90度単位で回転できるので、電源タップの向きに合わせて表示を調整可能。自動消灯機能もあるため、常時点灯で気が散ることもない。
5ポートの電力配分を理解する
100Wの合計出力を5ポートで分け合う構造なので、すべてのポートに同時にフル出力が出るわけではない。ここを正しく理解しておかないと期待値とずれる。
C1・C2・C3は単独使用時に最大100Wを出せるが、複数ポート同時使用時は自動で配分される。たとえばC1にMacBook Air(45W要求)、C2にiPhone(20W要求)、C4にAirPods(5W)を挿した場合、合計70W程度なので100Wの枠内に収まり、それぞれが要求通りの出力を得られる計算になる。
一方、MacBook Pro 14インチ(96W要求)をC1に挿しつつ他のポートも使おうとすると、MacBook側の出力が削られる。ここはディスプレイで実際の配分を確認しながら運用するのが賢い。デスクで常時使うなら「MacBook + スマホ + タブレット + ワイヤレスイヤホン」くらいの組み合わせが現実的な最適解だろう。
3ポートモデルとの違いを整理する
UGREENのNexode Proには100W 3ポートモデル(型番25873)も存在する。比較しておく。
| 項目 | 3ポートモデル(25873) | 5ポート ディスプレイ付き |
|---|---|---|
| ポート | USB-C × 2 + USB-A × 1 | USB-C × 4 + USB-A × 1 |
| サイズ | 71 × 43 × 33mm | 75 × 75 × 34mm |
| 重量 | 204g | 315g |
| ディスプレイ | なし | あり(TFT、タッチ操作) |
| 価格 | 9,480円 | 8,980円 |
驚くべきことに、5ポート+ディスプレイ付きのほうが500円安い。3ポートモデルは「GaNInfinityチップ+Airpyra Technology」搭載で204gという軽さが売りなので、持ち運び前提なら3ポートが正解。デスク据え置きで使うなら、ポート数もディスプレイも多い5ポートを選ばない理由がほぼない。持ち運びとケーブル整線を両立させたいならUGREEN巻き取り式100W充電器という選択肢もある。
Ankerの競合モデルと比較する
デスク充電器でディスプレイ搭載となると、Ankerも選択肢に入る。Ankerもディスプレイ付き充電器を展開しているが、100Wクラスではステーション型の形状になる。
Ankerのステーション型は据え置き専用の形状で、サイズもそれなりに大きい。UGREEN Nexode Pro 5ポートは75mm角×34mmとコンパクトで、折りたたみプラグ付きなので壁コンセントに直挿しできる。電源タップに挿してデスク脇に置く運用も、出張先のホテルに持っていく運用もできる。この「据え置きにも持ち運びにも使える」汎用性は、ステーション型にはない強みだ。
Ankerのデスク据え置きではAnker Prime 3-in-1充電ステーションのようにワイヤレス充電に特化した製品もあるが、有線マルチポートで選ぶなら1万円以下でディスプレイ付き5ポート100Wを手に入れられるUGREENのコスパは、現時点でかなり優秀である。
気になるポイント
315gという重量は、充電器としては軽くない。3ポートモデルの204gと比べると110gの差がある。出張用のポーチに入れるには少し重く、デスク据え置きメインと割り切るなら問題ないが、持ち運びも兼ねたい人は覚悟しておく必要がある。
75mm × 75mmの正方形ボディは、壁コンセントに直挿しすると隣のコンセント口を塞ぐ可能性がある。電源タップ経由で使うのが現実的だろう。折りたたみプラグは収納時に便利だが、抜き差しを繰り返すとヒンジ部分の耐久性が気になるところ。ここは長期使用のレビューを待ちたい。
まとめ:デスク据え置き充電器の新しい基準
UGREEN Nexode Pro 100W 5ポートは、「充電器にディスプレイは要るのか」という問いに対して、「一度使うと要る」と思わせる製品である。5ポートで家中のデバイスをまかないつつ、何Wで充電されているかが常に見える安心感。8,980円という価格は、ディスプレイなしの3ポートモデルより安いという逆転現象も含めて、デスク据え置き用途なら文句のないコスパだ。
MacBook + iPhone + iPad + ワイヤレスイヤホンを1台でまかないたい人、充電環境のブラックボックス化にモヤモヤしていた人にとって、検討する価値のある一台である。iPhone 17の充電環境を整える際の据え置き充電器としても最適解のひとつだ。
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