MX Master 4はエンジニアの仕事マウス最適解か|3Sからの買い替えを検討した

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MX Master 4の基本スペック

Logicoolのフラッグシップマウス MX Masterシリーズの第4世代。2025年10月30日発売、価格は21,890円(ロジクールストア)。

項目MX Master 4MX Master 3S
価格21,890円約15,000円
重量150g141g
DPI8,0008,000
バッテリー約70日約70日
ボタン数87
接続Bluetooth + USB-C BoltBluetooth + USB-A Bolt
充電端子USB-CUSB-C
素材高耐久テクスチャ素材ラバーコーティング

MX Master 3Sから約6,000円のアップ。9gの重量増は実測ではほぼ体感できない範囲。

MX Master 4の進化点

触覚フィードバック(ハプティクス)

MX Master 4の最大の新機能。ホイールを回したときのクリック感、画面端への到達、アプリ固有の操作感を微細な振動で伝える。物理的なラチェット機構ではなく、モーターによる振動でクリック感を再現している。

スクロール量やウィンドウの切り替わりが「手触り」でわかるため、画面を見なくても操作状況を把握できる。コーディング中にファイル間を移動する場面では地味に便利。

USB-C Bolt レシーバー

3SまではUSB-A Boltレシーバーだったが、4でついにUSB-Cに対応。MacBook ProやMacBook AirにはUSB-Aポートがないため、変換アダプタが不要になる。Bluetooth接続でも使えるが、Boltレシーバーの方が接続の安定性と遅延の少なさで有利。

親指ボタンの追加(合計8ボタン)

親指側にボタンが1つ追加されて合計8ボタン。Logi Options+でアプリごとにカスタマイズ可能。VSCodeやターミナルの操作をマウスに割り当てられるのはエンジニアにとって大きい。

素材の変更

3Sで課題だったゴムのベタつき問題を解消。経年劣化でラバーコーティングがベタつく現象はMXシリーズの定番トラブルだったが、4では微細なテクスチャを施した高耐久素材に変更された。長期間使う前提なら、この改善は大きい。

MX Master 3Sから買い替えるべきか

判断基準結論
3Sを1年以上使っていてベタつきが気になる買い替え推奨
USB-C Boltレシーバーが必要買い替え推奨
触覚フィードバックに興味がある好みによる
3Sに不満がない見送りでOK

DPIやバッテリーは同等。触覚フィードバックとUSB-C Bolt、素材改善が6,000円の差額に見合うかどうかが判断基準になる。

エンジニア視点での評価

良い点

  • Logi Options+のアプリ別カスタマイズ — VSCode、Chrome、ターミナルでそれぞれ別の操作を割り当てられる。横スクロールホイールでタブ切り替え、親指ボタンで戻る/進む等
  • USB-C Bolt — MacBook系のユーザーには待望の対応。ドックやハブのUSB-Cポートに直接挿せる
  • 3台マルチペアリング — 仕事用Mac、私用Mac、iPadを底面のボタンで瞬時に切り替え
  • 素材の耐久性向上 — 2〜3年使い込む前提のエンジニアには重要

気になる点

  • 価格21,890円 — マウスとしては高価格帯。ただしMXシリーズは3〜4年使う前提なら日割りで十分に元は取れる
  • 重量150g — 軽量マウス(80g前後)に慣れている人には重く感じる可能性
  • MagSpeedホイールの好み — 触覚フィードバックの振動が気になる人もいる。オフにもできる

トラックボール(IST PRO)との比較

デスク環境の選択肢として、エレコムIST PROとの比較も参考に。

項目MX Master 4エレコム IST PRO
操作方式マウス(腕全体で操作)トラックボール(親指で操作)
価格21,890円約20,000円
疲労度腕の動きが多い腕を動かさず操作できる
精度高い慣れが必要
デスクスペースマウスパッド分が必要本体のみで完結

広い画面(ウルトラワイドモニター等)で作業する場合、マウスは移動距離が大きくなる。トラックボールはその点で有利。ただし細かい操作の精度はマウスが上。

まとめ

MX Master 4は、USB-C Bolt対応と素材改善がMacユーザーのエンジニアにとって実用的なアップデート。触覚フィードバックは新しい操作体験だが、必須かどうかは好みが分かれる。3Sからの買い替えは「ベタつきが出てきた」「USB-C Boltが欲しい」なら検討する価値あり。新規で買うなら4一択。

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